どうやって形を描く?

印象派の画家セザンヌは、

「自然を円筒形と球体と円錐形によって扱いなさい」

と言いました。

例えば、木の幹は円柱、りんご、オレンジは球体として

捉えるということです。

 

セザンヌは光と色彩で描く印象派に属しながらも、

形を捉える描き方を追求していました。

 

りんごの静物画、サント・ヴィクトワール山などを

描いたことで、知っている方も多いのではないでしょうか?

 

絵を描く時、細かいところから描いてしまうと、

全体のバランスが取れなかったり、

形がくるってしまったりします。

 

最初は、セザンヌの言うように、

基本形の図形に置き換え、

大まかに捉えることがポイントです。

上の図は、洋梨を円錐、球体に置き換えたものです。

 

高校のデッサンの授業で、

描く物の形を基本形に置き換えることを教わりました。

最初は、図形を書いていて算数みたい…と思っていました 笑

でも、

たくさん描くことで、基本形に置き換えて描くことが

少しずつわかってきました。

 

みなさんも、身の回りにある物を描く時、

基本形の形に置き換えてみてくださいね!

 

今日も最後まで読んでくださって

ありがとうございました。

 

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