アトリエ彩り 講師のSayoです。
ライブペインティング&ピアノコンサート
(録画版)
ピアニスト吉田琢磨
絵画 Sayo
今日は
ピアニスト吉田琢磨について
ご紹介させていただきます♪
主人は、ピアノ教室の先生でもあり、
ピアニストでもあります。
自宅で吉田ピアノ教室を開講、
小さなお子さんから大人の方まで
幅広い年齢層にレッスンをしています♪
優しく、穏やかな性格、的確な指導法には根強い人気?があり、
生徒さんは一度入会すると
ありがたいことに
長く続けている方がほとんどです。
私生活では
ワインと日本茶、阪神タイガースを愛しています 笑
そんな主人は
実は、生まれた時に非常に体重が少なく、
視力が弱かったそうです。
出産した主人のお母さんは、病院の先生から
「もう赤ちゃんと会えなくなるかもしれません。お顔を見ますか?」
と言われたそうです。
対面したのが、とても小さく、赤い肌の赤ちゃん。
このまま生きられるのかも
危ぶまれ、保育器で育てられました。
なんとか生きることができましたが、
徐々に右目の視力を失いました。
今、見えている左目の視力も大変弱いです。
視力が弱かった分、
小さい頃から耳は非常によく、
主人のお母さんは、そのことに気がつき、
3歳からピアノ、ヴァイオリンを習わせました。
その後、ピアノに集中して取り組むことになり、
中学では、専門的にピアノの勉強をするため、
音楽が学べる都内の学校に進学。
当時、京都に住んでいましたが
家族で東京都に引っ越し。
専門的な学校のため
周りもピアノの技術が優れている者が多くいました。
そんな中、主人は演奏練習について
悩む時期がありました。
そこで、サマースクールで出逢った
フランスのピアノの先生の指導法に
感銘を受け、「この先生に教わりたい!」という
一心で、フランスス留学を決めました。
中学3年生にして海外留学を決意するって、
ジブリ「耳をすませば」のお話しみたいですよね。
(ヴァイオリン職人を目指す中学生の男の子が、留学を決意します)
留学とは、本人の努力ももちろんですが、
経済的支援がなければ実現できません…。
留学先の学校の先生から合格したとしても、
未成年一人で留学は許可できない、
親の同伴を必須とするということから、
3、4年間、主人のお母さんも
フランスで一緒に生活することになりました。
フランスで生活するための語学勉強費用、
主人とお母さんの生活費、
日本との文化の違い、
さまざまな壁がある中、
ご両親が全力でサポートしてくれました。
現代のように便利なスマホはなく、
すぐに機械で翻訳はできませんでした。
インターネットはありましたが、
まだまだ何でもすぐに調べられる
今ほど便利な時代ではありませんでした。
言葉はなかなか通じないし、(フランス人は、英語は使わず、フランス語しか話さないそう)
買い物をするにも視力が悪いため通貨の小銭がよく見えず、
お札を使い、お釣りの小銭ばかり増えていた、と聞きました。
演奏以外の苦労も、たくさんあったようです。
以前の投稿で、
主人の低体重出産のエピソードを読んで、
メッセージをくださった方がおりました。
現代は医療が進み、
低体重で産まれても元気に生きられるケースも増えてきました。
ですが、障がいが残ったり、
運動が制限されたりすることもあります。
小さく産まれたとしても、
何かで花開くことができるかもしれません。
皆さまに少しでも希望や喜びが届けられるよう
私達は演奏、表現をしていきます。
明日はお申し込み方法について
お伝えしますね!